Source: Deutsche Nachrichten
Softing IndustrialはOPC UA .NETスタンダードSDKのV3.80および OPC UA C++ SDKのV6.70に、楕円曲線暗号(ECC)の拡張サポートを統合しました。これにより、産業用通信システムにおけるサイバーセキュリティ強化への長期的な取り組みを改めて強調しています。
先端暗号化技術にフォーカス
Softingは新SDKバージョンを最高水準のセキュリティ規格に適合させました。その中核的要素とは、最も安全で効率的な暗号化プロセスの一つであるECCのフルサポートです。新たなバージョンが対象としているECCカーブは以下の内容となります:
- NIST P256
- NIST P384
- Brainpool P256r1
- Brainpool P384r1
これらの先端的カーブでは最高レベルのセキュリティを確保できると同時に、僅かなリソース消費で済みます。このためこれらのカーブは信頼できる迅速なデータ暗号化が決定的に重要な工業環境に最適となります。
デジタル転換のコアとしてのセキュリティ
これらの最新技術開発をもってSoftingは産業界におけるデジタル転換の基本をなす前提条件としてサイバーセキュリティに明確なフォーカスを設定しています。ECCなどの先端の暗号化規格への対応は、安全で将来への準備が整った産業ネットワークを可能にしようとするSoftingの長期的取り組みを実現したものです。
新たなSDKバージョンに関する詳しい情報はSoftingのウェブサイトをご覧ください: https://industrial.softing.com/de/produkte/opc-ua-sdks.html