トロテックが切り拓くデジタルファブリケーションの未来

Source: Deutsche Nachrichten
2025年8月6日、オーストリア・マーチトレンク – トロテック・レーザーは、学校や大学、メイカースペース、デザインラボにおけるデジタルファブリケーションのあり方を大きく変えつつあります。
 最先端のレーザー技術と、直感的に使えるデジタル環境で、学びや創作の現場をより快適に、より効率的に進化させています。

中でも注目されているのが、トロテックのレーザーソフトウェアRuby®(ルビー)です。クラウド対応し、複数人で同時作業も可能なので、これまでのレーザー加工ソフトにはない自由度の高い効率的なレーザー加工が可能になります。

なぜRuby®が教育現場やファブスペースに選ばれるのか

社会全体がデジタル化、自動化へとシフトするなか、 Ruby®はこうした流れを教育にも取り入れます。従来の「1台のPCにつき1人」のシステムとは違い、Ruby®ならどの端末からでも、どこからでもレーザー加工の準備や管理が可能。Windows、Mac、Chromebookに対応し、特別なソフトのインストールも不要です。つまり、教室や図書室はもちろん、寮や自宅でも、自分のパソコンからスムーズに作業ができるのです。

教師はクラスやグループ単位でユーザーを管理でき、生徒のスキルに応じてアクセス権限を細かく設定できるので、安全を確保しながら実践的な指導が可能です。すべてのジョブは記録され、教師が加工前にデータを確認・承認できるため、ミスや材料の無駄も最小限に抑えられます。 トロテックのRuby®ソフトウェア担当プロダクトマネージャー、ハラルド・カッツィンガー氏はこう語ります: 「Ruby®は単なるソフトウェアではありません。
 “今”の学生や教育現場に合った、完全デジタルのレーザー加工ワークフローです。
 プログラムの拡張、作業の効率化、そして将来に通用する実践スキルの育成を可能にします。」

レーザー加工はもっと身近に。Ruby®が教育のハードルを取り払う

 「レーザー加工は難しそう」「高価なPCが必要では?」そんな誤解が、教育現場での導入を妨げてきました。Ruby®は、その常識を覆します。

ブラウザで簡単に操作でき、ユーザー権限やジョブの承認もすべて教師がコントロール可能。 生徒はファイルのトラブルや装置の順番待ちに悩まされることなく、創造力とスキルの習得に集中できます。

さらに、Ruby®は業界で進む「BYOD(Bring Your Own Device:個人端末持ち込み)」や「リモート作業」といったトレンドにも完全対応。
 柔軟な学び方と、現場レベルの自動化を両立するプラットフォームです。

トロテックは、こうした技術の進化を常にキャッチし、教育現場に本当に価値あるソリューションを提供し続けています。

ハラルド・カッツィンガー氏は、最後にこう締めくくります:

「私たちの使命は、先生方が学生に未来のものづくりを教えられる環境をつくることです。 Ruby®は、プロの現場で使われているスキルとツールをそのまま教室に持ち込むことで、学生が即戦力となる力を身につけられるよう支援しています。」

トロテックについて

Trotec(トロテック)は、オーストリアのマーチトレンクに本社を置く、レーザー加工機の技術分野における世界的リーディングカンパニーです。TroGroup(トログループ)の一部として、ヨーロッパのイノベーション・リーダーである当社は、カット、彫刻、マーキングの加工技術に優れたレーザー加工機を開発、製造、販売し、業界の新しいスタンダードを作り続けています。

トロテックは25年以上の経験に基づき、革新的なレーザー装置ソリューションを提供しています。これには、レーザー加工機、集塵脱臭装置、高性能ソフトウェア、高品質材料が含まれます。14の販売子会社と約600人の従業員が、90カ国に設置された4万台以上のシステムを支えています。輸出シェアは98%で、2024年の現在の売上高は1億2900万ユーロです。

詳細については、こちらを覧ください www.troteclaser.com.